2022年4月ガンとの確定診断により、2021年末から続く体調不良の原因が判明しました。
簡単に振り返ってみます。
目次
1月
年末に、睾丸の痛みから始まり、2次救急の大きめの病院で泌尿器科を受診。
あわせて読みたい
大腸癌と診断されるまでの悔やまれる5か月。最初の病院は誤診?
癌と診断され目の前が真っ黒になりました。え?なぜ今?60歳目前。 体力には自信のある夫。 なぜか夫は癌にならないと思い込んでいたのです。 実は今もまだ、癌じゃな…
この時は、まさか大腸がんだなんて1ミリも思っていませんでした。
もし、ほんの少しでも知識があったり、周辺にがんの闘病中の方がいらっしゃっていたら状況は違っていたかもしれません。
2月と3月
痛みがあるにもかかわらず、ロキソニンなどの解熱鎮痛剤で誤魔化します。
下痢が続き、ビオフェルミン錠剤も手放さなくなります。
この期に及んでも、消化器内科や外科、大腸科などを受診せず。
これから苦しむことになる原因を、自分で作ってしまったのかもしれません。
その一番の失敗の原因とは、解熱鎮痛剤を飲み続けてしまったことです。
応急処置であるにもかかわらず、頓服扱いでなく常備薬のように、飲み続けてしまったことです。
結果、体力と体重を奪いました。
あわせて読みたい
大腸がんの前兆?下痢が続くお腹がキュルキュルなる【放置は危険】
泌尿器科受診の後も症状は改善せず。 結果として4か月近く放置することになってしまいました。 最初の病院(2次救急)泌尿器科の医者の診断 向こう5年間は前立腺がん…
3月
痛みも苦しみも改善せずに、3月末にもう一度泌尿器科を受診。
この時が、運命の分かれ道でした。偶然、人事異動で来ていた医師が超有名大学の助教授クラス。
あっという間に直腸がんを疑い、大学病院へ紹介状を書いていただくことになりました。
あわせて読みたい
【大学病院を受診】スピーディーな展開。大腸内視鏡検査、膀胱鏡検査
紹介状を手に受診。 ⇒その場で大腸内視鏡検査、膀胱鏡検査。 外科での診察 とにかくすぐに、大腸をカメラで見てみましょう。 泌尿器科とも連携します。 すぐに検査の予…
4月
大学病院で受診した結果、S状結腸癌と結腸膀胱瘻と診断されました。
あわせて読みたい
診断結果は癌【S状結腸癌・結腸膀胱瘻】大腸閉塞気味(大学病院にて)
検査の結果は癌でした。 ⇒【S状結腸癌・結腸膀胱瘻】大腸閉塞気味 癌は予想外であり想定外 結果が出るまでは不安な毎日。 早く治療が始まってほしい。 癌かも・・・少し…
とにかく、驚きました。まさかガンだったなんて。
なんの知識も覚悟もないまま、治療方針の選択をすることになってしまいました。
5月
ガンと確定してから、10日目に人工肛門造設手術をしました。
あわせて読みたい
人工肛門【ストマー】一時的ストマーの場合の造設手術、経験したこと
手術の日まで、とにかく不安でいっぱいなので、インターネットで同じような病気をたくさん検索しました。参考になるブログも多くて、精神的に楽になりました。 【大腸が…
6月
手術前抗がん剤治療が始まりました。
あわせて読みたい
抗ガン剤治療が始まる【通院点滴】入院せずに抗ガン剤治療は新常識?
腸の状態や全身状態をまず良くしましょう! と人工肛門手術を受けました。次の通院で、手術についての説明があり入院となると思っていました。 抗ガン剤治療は通院 抗が…
手術前に抗がん剤を使うということを全く知らず、最初は戸惑いました。
あわせて読みたい
【手術延期】理由・・抗がん剤投与後の癌摘出手術に変更に。術前抗がん剤
人工肛門造設手術も終了し、癌の摘出手術の日程が決まる?はずでした。 当初【大腸がん】の根治を目的に、まず人工肛門の造設を施工→癌摘出手術。 術前抗がん剤投与とい…
7月から8月
真夏です。酷暑の中、冷たいものを食べたり飲んだりすることが出来ず、かわいそうな感じでした。
しかし、本人は冷たいものを欲することもありませんでした。
激やせしたせいか、かなりの寒がりになっていたので、逆に冬でなくて良かったようです。
あわせて読みたい
一回目の抗がん剤の記録①~夫の様子、抗がん剤治療への不信感を抱く
抗がん剤治療が始まりました。癌と診断されてから、目まぐるしく状況や生活が変化しました。 ちょっと待って!じっくり考えてから、という時間もなく判断をしなければい…
あわせて読みたい
一回目の抗がん剤の記録②~抗がん剤治療への疑心
抗がん剤と聞くと、マイナスのイメージしかありませんでした。 苦しみぬいて、効果がなかったら?体力だけ奪われていくのではないか? 抗がん剤治療をしないとどうなる…
尿道留置カテーテルを付けたままの抗がん剤治療は、動けず、かなりの痛みを伴いました。
9月
大腸がん切除手術です。腹腔鏡を使っての手術でした。もしかしたら、膀胱の一部も切除するかもしれないとのことで、
泌尿器科の医師も立ち合いのもとに行われました。
あわせて読みたい
【大腸がん手術】大学病院にて手術前の説明ー2022年9月某日
いよいよ大腸がん摘出手術です。 主治医から、大腸がん摘出手術の日程決めのお話と、リスクの説明がありました。 主治医が説明してくれた、手術の内容、リスクなどを、…
手術後の説明です。
あわせて読みたい
手術後直後の主治医の説明【腹腔鏡手術】大腸がん切除
腹腔鏡手術が行われる日。2022年9月某日。8時45分手術室へ同行しました。 無事、手術は終わり13時半に手術室の横にある部屋に呼ばれました。 そして切除したものを目の…
10月
手術後2日ぐらいは順調でした。
ところが、人工肛門を装着したままにもかかわらず、激しい下痢腹痛。実際の肛門からの排泄の痛み苦しみ。
一時、白目を向いていたらしくかなり心配しました。
あわせて読みたい
【縫合不全?】手術後2日目の夜から高い熱
手術が無事終わり、ほっとしたのも束の間。順調ならば1週間で退院!の予定が怪しくなってきました。 手術後2日目の夜から、39度の熱が出ました。次の日の朝も39.8度。4…
11月
大腸がんのステージが判りました。
あわせて読みたい
手術後の病理検査の結果【気になるステージ】
手術後、順調ならば1週間後に退院する予定が14日間になりました。 手術から12日後の退院ということになります。 手術直後に切除した結腸の検査結果は、7日間~14日後と…
大腸がん切除後の治療について、抗がん剤をするという決断をしました。
あわせて読みたい
【がん切除手術後の治療について】どう考えて選択するべきか
結腸切除手術が終わりました。今後どうするのか、どうしたらよいのか、迷っています。 主治医の考え ガンの根治術は出来ませんでした。 今後の治療としては、残ったガン…
11月から仕事を再開しています。苦しそうですが、生活がかかっています。
12月
血液検査の数値が悪い!
抗がん剤治療がいったん中止になりました。
あわせて読みたい
【抗がん剤中止】基準は?血液検査の結果は白血球・好中球減少
血液検査の結果が思わしくないということで、抗がん剤を一時中止することになりました。 血液検査のどの部分が、基準値を下回り、中止になったのか述べたいと思います。…
抗がん剤治療がないのは心配です。
前向きに考える。
今のうちにたくさん良質のたんぱく質を摂り、体力をつけるチャンスと捉えることにしました。
まとめ
2022年は、想定外の想定外。ガンと診断されるまで、危機感が全くなかったことが分かります。
それでも、振り返ってみると必ずヒントがあったのです。
それを見過ごすかどうか、自分の身体と日々向き合えるかどうかが大切だったと痛感の日々です。
あわせて読みたい
【大腸がん】夫、20代からの体重の増減の記録ー早期発見できてたかも
約13年の追跡期間中の総死亡、がん、循環器疾患死亡率との関連を調べた研究結果、体重変化と死亡率は関連がある。国立がん研究センターの論文より 体重変化と死亡率は関…