腸の状態や全身状態をまず良くしましょう!
と人工肛門手術を受けました。次の通院で、手術についての説明があり入院となると思っていました。
抗ガン剤治療は通院
抗がん剤の治療を通院でする?全く知りませんでした。
理由
- 身近に通院で抗がん剤治療をしている人がいない
- 癌治療に対する情報不足
- 感心が薄かった
今になって調べてみると
がんの平均入院日数の推移
がんの入院・外来患者数の推移
がんの入院・外来患者数の推移をみると、平成17年(2005年)を境に外来患者数が入院患者数を上回っており、がんの治療が通院治療にシフトしていることがわかります。
通院治療のメリット(我が家の場合)
夫にとってこのようなことかな?と推測します。
- 入院のストレスがなくなる
- 自由がある程度利く
- 家族のそばにいることが出来る
- ある程度食事の選別ができる
通院治療のデメリット(我が家の場合)
- 体調変化に対する不安がある
- 通院時の移動が大変
- 食事も、治療の一環だと考えるので、きめ細やな配慮が必要
- お薬の管理に神経をつかう
1コース2日目3日目に、高熱が出てかなり慌てました。
土曜日の深夜、日曜日でした。
病院は救急扱いになります。様子を伝え、電話をして指示を待ちました。
心細さでいっぱいでした。
しかし、カロナールが手元にあるので、それで様子を見て熱が下がらなかったら、月曜日受診ということになりました。
膀胱留置カテーテル・・・チン先が相当痛いようで、カロナール(解熱鎮痛薬)はずっと飲み続けています。
抗がん剤治療のスケジュール
1コース3週間
4コースの予定。その後手術の予定になるとの主治医の説明でした。
夫の反応
3か月以上も後・・・
痛いのに・・・
S状結腸癌でけではなく、この結腸膀胱瘻というのが困りものなのです。
S状結腸膀胱瘻とは大腸憩室炎により、膀胱とS状結腸の間に瘻孔が形成される病態であり、食生活の欧米化や高齢化などから増加傾向にある。 瘻孔が自然閉鎖することはなく、手術が唯一の治療法であるが、その難易度は通常のS状結腸癌手術よりも炎症の影響により高い。
Volume 3 Issue 1 Pages 36-42
Laparoscopic surgery for colovesical fistula associated with sigmoid colon diverticulitis: a review of 39 cases
(憩室炎によるS状結腸膀胱瘻に対する腹腔鏡手術)
おわりに
今や通院で抗がん剤の治療をする時代だったのですね。
病院で抗がん剤治療を点滴でしているイメージがありました。
今は、治療で元気になってほしい気持ちでいっぱいなので、もはや医療費については何とかするしかない状態です。
あ~~~保険に入っていれば・・・・かなり後悔しています。