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【大腸がん手術】大学病院にて手術前の説明ー2022年9月某日

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いよいよ大腸がん摘出手術です。

主治医から、大腸がん摘出手術の日程決めのお話と、リスクの説明がありました。

主治医が説明してくれた、手術の内容、リスクなどを、吹き出し会話風に記憶をたどりつつ、詳しく記載しています。

目次

病名と病態

まず、整理してみます。

  • 病名・病態・現在の状態
  • 予定手術
  • S状結腸 膀胱瘻あり ストマおよび尿管中
  • 腹腔鏡下 S状結腸切除術 手術により根治を目指します。
  • 術前(麻酔導入後)に泌尿器科にて、尿管ステント留置予定です。

手術の目的・必要性・有効性

  • 目的
  • 必要性
  • 有効性
  • 癌の進展・転移に伴う生命予後の改善と今後の出血や狭窄の予防のため、手術を行います。
  • 予後:5年生存率 StageⅠ:95%、StageⅡ:80%、StageⅢ:60~70%、StageⅣ:15%が平均ですが、病態や化学療法の導入、効果の発現により大きく異なるので、一概には不明です。
  • 効果の点から、一般的に抗がん剤や放射線療法だけの適応はありません。治療をしない場合には、癌の進展から生命予後が短縮すると思われます。

手術の内容および注意事項

  • 内容・方法
  • 合併切除
  • 術式変更の可能性
  • 腹腔鏡下での大腸癌切除術(腫瘍・腸管切除術+リンパ節郭清・腸管再建)を施行します。
  • 切除が必要な浸潤癒着転移臓器を認めれば、他臓器合併切除(肝臓・腸壁・小腸・虫垂)を行います。
  • ストマの閉鎖は腹腔内の状況により弐期的に施工する可能性があります。

予定手術時間

予定手術時間は、3~4時間です。

麻酔

全身麻酔 

硬膜外麻酔

術前のリスク

抗がん剤投与後(1か月休薬)

手術後の経過・治療

一般的には、手術翌日から歩行開始、飲水開始、術後3日目には食事開始、経過良好であれば、手術後1週間目に退院予定です。

膀胱部分切除を施行した場合、尿管留置を2週間ほど行います。

術後機能障害:特に機能障害はありません。ただし、便通の多少の変化(便秘傾向・下痢傾向・頻便等)の可能性がありますが、徐々に改善します。

病理検査診断結果には7~14日間程度要します。

一般的に術後の病理検査診断結果での化学療法

StageⅢ(リンパ節転移あり)やハイリスクのStageⅡだった場合

点滴による化学療法(=抗がん剤)(XEROX)や経口抗がん剤(UFT+LV,ゼローダやTS-1など)による化学療法を検討します。

StageⅣであった場合

全身化学療法(FOLFOX+BVなど)を検討します。

詳細は、術後の病理検査診断結果の後に相談します。

一般的に術後定期的な外来通院・定期検査(3~6か月おき)が必要です。

予想される偶発症

術中、術後に起こりうる偶発症

一般的に術後偶発症発生率20%,周術期死亡率1%弱程度です。ただし、術前合併症があり/高齢者ですので、術後偶発症を発症した場合には、重篤化し致死的になる可能性が高くなります。

60歳は高齢者なんですね。

術後出血

コロナ関連

コロナ感染関連で手術日程、経過日程など、変更する可能性があります。術後、コロナ感染発症の可能性、コロナ感染発症時に重篤化する可能性もあると思われます。

代替え可能な医療行為

代替え可能な医療行為(検査・治療・手術など)

代替え可能な医療行為(検査・治療・手術など)とそれに伴う偶発症の発生率について

効果の点から、一般的に抗がん剤や放射線療法の適応はありません。

代替治療のみの施行や手術をしない場合には、癌の進展から生命予後が短縮すると思われます。

手術を行わなかった場合

手術を行わなかった場合に予想される経過・予後

一定期間(数か月から数年)で、出血と腸閉塞が出現します。

また転移・浸潤を認めると思われます。

手術内容の図

手術内容の説明用紙です。

この後、この図を書きながらの説明になりました。

主治医とのやりとり

日程決め

まずは、手術の日程を決めます。

一応抗がん剤を4回頑張ってもらった結果、腫瘍小さくなっています。新たな転移はありません。ということでこのタイミングで手術をするのがいいかなって。

使っていたお薬なんですけれども、アバスチンというお薬が使っていると1か月は手術しないでね。ってなっている。
ちょうど投与したのが先週。最短手術が出来そうな日はいかがですか。前日入院して、次の日に手術する。

その日程でお願いします。

手術の説明

ここから手術の説明に入ります。

今、がんがあってそれが膀胱とつながっちゃったというところで、うちに来てもらった。

人工肛門を作って、尿管というのが今置かれていて、抗がん剤で癌を小さくしましたよ。っていう形です。

実際は今、腫瘍が縮んできているのところがあるので、
まずは、癌を根こそぎ治すがんの根治術というのを今回しようと思っています。

腹にだいたい3から4センチくらいの傷、これカメラが入るくらいの傷をつけて、腹腔鏡というのをお腹に入れます。
手術する先生の右手左手、右手だけちょっと1センチくらい、ほかは5ミリの穴を開けて、おそらくこの辺にがんがあって
小さくはなってくれているんですけれど、この前にある膀胱という部分にもちょっとくっついているので。
具体的には、腸のこの辺を切って、この平面でいうと腸と周りのリンパ節というのを切り取ってくるという手術をします。

腸を切って周りのリンパを郭清するっていうことが、がんを根こそぎ治す手術になるんですけれども、
今回はそれだけではなくて、腸がのっている膀胱との間にがんが通り道を作ってしまって、場合によっては膀胱の一部分を削ってこないと
体のどこかにがんを残してしまう可能性があるんですね。
ですから、膀胱の一部も削ってくるような形になります。

膀胱はおしっこを貯めておく袋なので、多少小さくなっても何にも影響しないんです。

そうなんですか。

このタイプの手術で一番怖いのは、この尿管という腎臓で作ったおしっこ膀胱まで運んでくれる、尿、管の道があるんですけれども、
この辺がぐじゃぐじゃになっていると、これが分からないことがあるんですよ。それで万が一これが切れちゃうと、作ったおしっこの行き場が
なくなりますよね。そうするとこっちの腎臓がだめになることがあります。なので、手術中に割と大事なのが、この尿管の位置をしっかりと把握するというのがとても大事です。

このタイプの手術をする時には、泌尿器科の先生に
あらかじめ膀胱の中から管を1本、目安になるステントという管を入れておいてもらって、本来このステントというのは、おしっこの流れ道が
がんとかでふさがった時に、広げて道を確保するためのものなんです。

この管がどこにあるのか、ふにゃふにゃした臓器で水分の通り道なのでわからなくて、万が一傷つけてしまっては困るので、自己主張してもらうために
ステントというのを入れて、安全に手術が出来るように、というひと手間が必要です。

ステント?

もし膀胱とくっついてしまった部分がきれいに剥がれないとなると、一部分膀胱を切って縫わないといけない。そのために手術の日に泌尿器の先生もいます。

ここの部分を取ってきて、取りっぱなしだと、うんちの通り道がないので、、腸吻合-縫い合わせることですね。
この4つの作業をして根こそぎ治すという手術が出来る形になります。

よろしくお願いします。

尿管ステントについて

尿管ステントを留置します。詳しく知りたいと思い、調べてみました。

????尿管ステントって?

東京女子医科大学 泌尿器科のpdfより引用

おわりに

いよいよ手術の日程が決まりました。

今の状態や手術に向けての内容をまとめてみました。

次回は、手術前の様子や手術後の説明を投稿する予定です。

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