人工肛門造設手術も終了し、癌の摘出手術の日程が決まる?はずでした。
当初【大腸がん】の根治を目的に、まず人工肛門の造設を施工→癌摘出手術。
当初の予定
人工肛門にして、全身状態を良くして・・・手術だね
次の外来で手術日が決まるのかな?
- 病名・病態
- 現在の状態
- 予定手術
- S状結腸癌 結腸膀胱瘻
- 気尿を生じている(尿管留置中)、大腸閉塞傾向
- まず人工肛門造設術終了→根治術
リンパ節清郭清(りんぱせつかくせい)とは
手術の際に、がんを取り除くだけでなく、がんの周辺にあるリンパ節を切除することです。がん細胞はリンパ節を通って全身に広がっていく性質があるため、がんが転移している可能性がある部分を取り除いて、再発を防ぐことを目的としています。リンパ節を切除すると、体内をめぐるリンパの流れが滞るため、リンパ浮腫が起こり、手や腕、足などがむくむことがあります。
国立がん研究センターより引用
やっと手術!と心待ちにしていました。・・・早く痛みのない生活を送りたい。
ところが・・・・
術前抗がん剤の理由
手術の前に抗がん剤治療を始める理由
血液検査の結果も良くなかったようです。
血液検査の結果
- CRP 2.98 基準範囲(単位mg/dl) 0〜0.3
- WBC(白血球数) 8.5 単位X1000 基準値3.3-8.6×1000/μL
これが良くないとのことでした。
以下引用
CRP定量
炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質のことです。
炎症が起こったときに、24時間以内に急増し、2〜3日後には減少するので、炎症の早期診断に役立ちます。
この検査で病気を特定することはできませんが、病気の進行度や重症度、経過などを知るうえでは大切な指標となります。
炎症性の病気や、組織破壊を伴う疾患、急性胃炎、白血病、急性骨炎でも陽性になります。各種の検査を総合して診断が下されますので、炎症疾患の回復期や、潜在的な細菌感染症が疑われる場合は、再検査が必要になることがあります。
また、風邪などでも上昇することがあるので、この場合は、症状が落ち着いた時期に検査し、潜在的な炎症や疾患の有無を判定します。
基準範囲 (単位mg/dl) | 基準値は外れているが問題なし(A2) | 要保健師面談(B1) | 医療機関受診が必要(C1) |
0〜0.3 | 0.3超〜1.0未満 | 1.0〜5.0未満 * | 5.0以上 |
*上昇の要因の有無による
医師の説明です。
一人の医師が、治療方針を決めるのではないようです。
我々が話し合った結果ですが。という切り口上で言葉がつながっていきました。
- 目的
- 必要性
- 具体的説明
癌を小さくする。
癌を小さくすることで、切除する部分も少なくなる。
膀胱の切除部分が大きくなると、頻尿になる。
抗がん剤開始
外来での説明後、次の週から抗がん剤が始まることになりました。
入院ではなく通院で、抗がん剤治療をするということです。
がんと診断されるまで、がんと診断されてから、がん治療が始まってから・・・・思っていた以上にお金がかかっています。
おわりに
人工肛門造設が終わり、根治手術を待っていました。ところが、抗がん剤治療をしてからということになりました。
夫の様子
早く膀胱留置カテーテルを抜いてほしい・・・相当痛いようで、体を動かすことは少なくなっています。カロナールはずっと飲み続けています。
時々立ちくらみをしていた。
半年前くらいから立ちくらみがありました。今思い返すと、がんの兆候だったのかもしれません。
家族や周りの大切な人に、いつもと違う体の変化は要注意!と話しています。