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手術後直後の主治医の説明【腹腔鏡手術】大腸がん切除

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腹腔鏡手術が行われる日。2022年9月某日。8時45分手術室へ同行しました。

無事、手術は終わり13時半に手術室の横にある部屋に呼ばれました。

そして切除したものを目の前に、手術着を着たままの主治医から説明がありました。

目次

手術日の朝

8時45分から手術が行われるということです。

前日入院の際、看護師さんより説明がありました。

朝、8時30分までに病室に来てください。早すぎないようにお願いします。

前日は、コロナ陽性かも・・でバタバタでした。

このような用紙をいただいていました。

朝、病室に行くと手術着に着替えていました。

着圧ソックスもすでに履いていて、準備は万端です。

飲水中止なので、口がぱさぱさ

着圧ソックス・・・身動きの取れない長時間の手術による「肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)」を予防するため、つまり手術時の血液循環によるトラブルを防ぐ目的だそうです。

手術室に移動

手術室に行くのは、歩いて行きます。

手術室の前で、簡単な受付をして、夫のみが中に入ります。

ドラマや映画などでは、ストレッチャーに乗せられた状態で手術室に行くシーンばかりなので、

このようなのを想像

実際手術室の前では、このような人達

最初は驚きました。

何組もの人が同じように、手術室の前にいます。

みんな同じ時間に手術するのね。

不思議な光景です。

手術待機

手術中、待機する場所があります。

そこで待ちました。

13時20分頃、看護師さんに声をかけられました。

手術が終わったようです。

手術室に行ってください。先生からお話があります。

ドキドキしながら、手術室に向かいました。

手術直後

無事、手術は終わり13時半に手術室の横にある部屋に呼ばれました。

そして切除したものを目の前に、手術着を着たままの主治医から説明がありました。

主治医の話

ご覧になります?
腸の方だけ取って、 
膀胱の方には傷がついてないのを確認しました

膀胱は切除しなかった・・・ということは?

管から 膀胱の中に水を入れて 、それをなかなかにポタポタと垂れてないのを確認したので、 膀胱はそのままです。
 おしっこの管がいつ抜けるかはちょっと泌尿器科の先生に お任せする形で 。

膀胱はそのまま・・

これは生ものなのですぐに、リンパ線の検査に出さないといけないので、お写真撮りますか?

写真を撮らさせていただきました。

摘出した結腸

これが取った腸なんですが、これをうんちの通り道を切り開いて これが腸の中から見て癌ですね。

摘出した結腸の画像です。閲覧注意です。リアルすぎるので、画像を少し加工しました。苦手な方は、見ないでください。

リアルすぎるので、画像を少し加工しました。苦手な方は、見ないでください。

切除した結腸

抗がん剤で小さくなってては、くれてたんですけれども 、こっち側から見ると もう大腸の壁の外まで癌が出来ちゃってるんですよ 。
これが膀胱にくっついて 炎症を起こして 、おしっこの通り道とうんちの通り道が、 交通しちゃっててというのが始まりですで す。

でもこっち側に膀胱の壁がある ところを全部、きれいにとったんですけれども、

一回たぶん膿をもっちゃったせいでもあって、 結構この辺りのグズグズしたがんの細胞が膀胱側に少しまだ残ってそうでした。

摘出した結腸の膀胱側から見た画像です。閲覧注意です。リアルすぎるので、画像を少し加工しました。苦手な方は、見ないでください。

リアルすぎるので、画像を少し加工しました。苦手な方は、見ないでください。

膀胱側からみた切除した結腸

それを全部取れるかと言うと、 目に見えたものはとったんですけれども 
。がん細胞の一個一個というのは、全部取れたかと言うと ・・・これが壁の中に収まってれば、それをこれごと取ってしまえば OK なんですけれども。 


外に食い込んでたものの、細胞が 全部回収しきれたかと言うと おそらくおなかの中に癌、残ってると思います 。

残った癌を叩くためにはやっぱり化学療法になってしまう。 抗がん剤の継続は必要かなと思います。

手術の結論

主治医の話です。

基本ちょっと進んじゃった状態で見つかった癌なので 。「この手術で終わりです。」っていうのは、ちょっとやっぱり結論としては、なかなか難しかったかなということです 。

おわりに

無事手術は終了しました。

しかし、S状結腸のみの切除で、膀胱は切除しませんでした。

がんの細胞が、膀胱側に少しまだ残ってそうでした。

という言葉が頭から離れません。

これは、あくまでも想像ですが、膀胱を切除することのデメリットが、メリットを上回っていたのかもしれません。

今度、質問出来る機会がある時に聞いてみようと思います。

主治医から、”ちょっと進んじゃった癌”という言葉を聞いて、やはりショックでした。

手術の時に切除した腫瘍や細胞の病理診断が気になります。

  • 病理診断後の説明
  • ステージ
  • 今後の治療法

手術後の夫の様子とともに、順を追って記録していこうと思います。

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