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【失敗の原因】他の診療科を受診したことー本当の原因は大腸がんなのに

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なぜ消化器内科、外科、大腸科などを受診しなかったの?なぜ泌尿器科だけにしたの?

まだ、憤慨しています。終わったことですが。過ぎた事ですが。時々思い出してしまいます。

この失敗談は、記録しておかなければいけない!と思い、怒りを交えて文章にします。

がんを発症してから、頭から離れないのは、初動のことです。最初の行動ですね。ここを間違えて、時間が経てば経つほど、手に負えなくなってきます。逆を言えば、常に自分の身体と向き合っていたり、運がよくがんを見つけていただければ軽度の段階で治療が出来るということですよね。

総合診療科のある病院があると、最近知りました。体調不良の際は、他に隠されている病気があるかもしれない、と疑ってかかる必要があったと痛感しています。

目次

総合病院受診

2021年12月頃のことです。

自転車のサドルに睾丸が当たると痛い!睾丸の辺りが痛い!

とても痛がっていたので、総合病院に一緒に行きました。

病院に行く!行く!と言いながら、混んでたから帰ってきたと、今まで何度言われたことでしょう。

一緒に行くことにしたのは、言葉は悪いですが監視の意味もありました。

一緒に病院ついていくね。心配だから。

一人で大丈夫。

逃げないように、ピッタリついていよう

前日、ダウンロードで問診票記入

病院のホームページから、問診票がダウンロード出来ます。

前日、ダウンロードしました。泌尿器科用消化器内科用です。

泌尿器科受診

症状的にどちらか迷いました。下痢もあるからです。

2枚持参して、病院窓口へ。

まず、一番気になるは膀胱トラブルなので、泌尿器科を受診しました。

この時、泌尿器科を先に受診するという選択行動が、この後に起こる受難の始まりでした。ずっとこの日の選択を、後悔することになるのです。

とにかく混んでいました。血液検査、尿検査を終え診察室へ。

本当は私も一緒に入って、医師の話を聞きたかったのですが、夫は拒否しました。

子どもじゃないんだから。

大したことがないと言われ、抗生剤を処方されました。

この後、消化器内科も受診すると思っていたのですが、必要ないと先生に言われたと夫が言うのです。

今にしてみれば、本当に言われたかどうか。ただ、早く帰りたかった。薬を飲めば治ると思ったのでしょう。(推測)

1か月後再度泌尿器科へ

薬を飲んで、症状が和らいだようでした。

今だから、その答えがわかります。

大腸と膀胱が交通してしまい、うんちが膀胱に入り込んでいるので、大腸菌などが膀胱をうようよしているのです。

それで、一時的に抗生剤で菌を抑えることが出来ていたのでした。

うんちが膀胱に溜まり続けるので、抗生剤を飲み続けないとすぐ菌が繁殖して、尿道が痛くなります。

ずっと膀胱炎のような感じです。

それなのに、また抗生剤を処方されるのでした。

しかも、前立腺がんや泌尿器関連の病気は、これから5年は大丈夫です。とお墨付きを与えられました。

ほっとして帰宅しました。

この日、夫が一人で病院に行ったのには理由があります。私が、ちょうどその頃、転んで手首を骨折してしまったからです。ギプスをしていました。

それから2か月衰弱していく

2回目の泌尿器科受診後、なんと痛み止めを飲み続けるのです。

ロキソニン(痛み止め)を薬局で買い続けます。医師が、「お守りです。」と言って、処方した薬と勘違いしています。

なぜか夫は、薬にはかなり無頓着なのです。

適当に薬を飲んでいれば、治ってしまうことが多かったからかもしれないので、甘くみていたのですね。

夫の考え

痛み止めを飲んで、症状が和らいでいる間に、自己免疫でいつの間にか治るはず

妻(私)の考え

痛みは、体に異常を知らせるサインだから、薬を飲み続けてはいけない

衰弱していくのを見かね、近所の消化器内科を受診しました。

ギプスが取れた頃でしたので、一緒に行きました。

近所の内科消化器クリニックを受診

最初に行った病院は、徒歩25分。自転車10分。病院嫌いすぎで、その距離でも行かない!

無理やり徒歩5分にある内科消化器クリニックに一緒に行きました。

ひと通り今までの、血液検査の結果や経緯などを医者にお伝えしました。

腹部エコー検査実施

その時の説明メモです。

結局、大学病院を受診するように紹介状をいただきました。

一向に改善せず、だんだん弱って苦しそうになっていきました。

それでも、大学病院に行こうとはしませんでした。いろいろ理由をつけていました。

ここで、また放置したことにより、病状は進んでいったようです。

再度2次救急の最初の病院へ行く

尿から空気が出た。血尿も出た。

さすがに焦り出しました。

年度替わりで医師が交代

医師の説明

血液検査の結果CRPが高い

CT検査の予約を取りましょう。

検査は10日後

10日後?そんなに待つの?緊急性はないってこと?

10日後CT検査

検査結果は4日後

病院は混雑していましたが、すぐに消化器内科の医師に名前を呼ばれました。

昨晩、CTの結果を診て考えたそうです。

まだ、詳しく検査しないと判断がつかないが、

  1. この病院で治療をする。
  2. 専門病院で治療をする。

どうしますか?

大学病院へ

その場で紹介状を書いていただいて、その足ですぐに大学病院へ行くことにしました!こんなに弱っているのに、もう待てない。そう私は思ったのです。

大学病院には11時到着

紹介状に記載されている内容が、詳細であったため?かもしれませんが、

診察に当たった医師は素早い判断と行動力があり、すぐにいろいろな検査を受けることになりました。

今まで検査は予約を取るのも、待つことばかりで精神的にも肉体的にも参っていました。まさか、一日でここまでやってくださるとは思ってもいませんでした。

泌尿器科と思い込んで足踏み5か月

他の病気が隠されてるかも!と泌尿器科で分かってたら、良かったのでしょうが。

受診するにも診療科がいくつにも分かれているので、最初の入り口で判断をミスすると、夫のように回り道になります。

しかも命にかかわるかもしれません。

総合診療科のある病院

幅広く診療科にまたがる知識・経験をもとに診療するよう病院が増えてきているようです。

その総合診療科について、分かりやすく説明しているホームページを見つけました。

岡山大学病院のホームページを参考に引用します。

総合診療科の役割とは

全身的かつ総合的に患者さんを診る

総合診療科とは、患者さんの診療を臓器ごとに分けるのではなく全身的かつ総合的に診て対応する診療科のことです。岡山大学病院では“総合内科・総合診療科”と2つの診療科名を並べ、窓口として内科の病気以外も含め、身体的・精神的な症状の初診対応として機能しています。可能なら診断から治療まで一貫して行い、専門診療科での治療が必要となる場合は連携する姿勢をとっています。

おわりに

本当の原因は大腸がんなのに、他の診療科を受診したことが悔やまれます。

まだ、憤慨しています。終わったことですが。過ぎた事ですが。時々思い出してしまいます。

でも、本質はここではないのかもしれません。

病院に行くときは、弱っています。苦しいです。

早く受診して、お薬を処方していただいて、家に帰り横になりたいです。

つまり、思考力が落ちています。そういう状況で、医師との受け答えをきちんとするというのは、難しいですね。

  • 我慢強い
  • 聞き分けが良すぎる
  • 遠慮しがち

これは、病気の治療をする医師の判断を鈍らせるかもしれません。

夫は、やたら我慢するタイプなので、今後も気をつけてみていく必要がありそうです。

夫の失敗は、避けることが出来たかもしれない失敗です。次に同じようなことが起きないように、忘れないように記録しておきます。

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