人工肛門(ストーマ)にして10か月になりました。ずいぶん慣れてきたかもしれませんが、悩みもあります。
最近の困ったことについて、4つ述べます。
- におい
- 寝る時の姿勢
- 漏れ
- 皮膚の痛み
その中でも、ストーマの内容物を捨てる際に、夫考案オリジナルの方法があります。
思った以上に、ストーマにすると費用がかかります。少しでも節約するために、工夫しています。
におい
今は、冬で気温が低いため夏ほどは気にはなりません。
しかし、食べたものによっては、においが気になります。
つい先日こんなことがありました。
昨日の食事にニンニク入ってた?
いつもと同じように入れていたのになあ。
実は、思い当たることがあるのです。
国産ニンニクが、とても高かったので、スペイン産のニンニクで料理していました。
いつもと違うことをしているとしたら、それが原因?かなと思うのですが。
ただ単に体調が、悪かったのか。
にんにくと言えば、毎日青森の黒ニンニクをひとかけら食べています。
黒ニンニクはにおわないようです。
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人に会う際は、前日から食べ物に気をつけようと思いました。
便を捨てる時
パウチ袋から便を捨てます。
その時に、入口の周りを丁寧に拭きます。除菌アルコールをスプレーします。
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トイレットペーパーを使って、短冊のように折ります。
何重にも折って、固さを作ります。
それを袋の中に入れて、拭き取ります。
一番奥の底までには、届きませんが、ある程度
きれいに拭き取ることが出来ます。
このトイレットペーパーを折ったものを、何枚か常に、持ち歩いているそうです。
トイレットペーパーは、安いものを使用しています。
寝る時の姿勢
困っていることは、寝る時の姿勢です。
パウチ袋が潰れたり、漏れたりするのが困るため、袋側を下にしないように寝るそうです。
大丈夫かもしれないのですが、破裂しないか心配だということです。
うつ伏せで寝れないのが、つらいそうです。
このような動画も見つけました。
皆、同じような悩みをかかえてるんですね。
枕やぬいぐるみなどをクッションにして、うまく寝ているという方もいらっしゃるようです。
漏れ
漏れてしまって、外出先から帰宅したことがあります。
荷物の整理や重いものを持って、体を上下左右に頻繁に動かしたことが原因のようです。
そこで、保護シールと、テープなどの貼り方を工夫しました。
コストを考えつつ、現時点での最良の方法は、これです。
皮膚保護シールを3等分に切ります。
そしてそれを、安定させたい場所3か所に分けて貼ります。
貼る様子。見たくない人は閲覧注意です。
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3枚皮膚保護シールを貼った間に、 肌にやさしい かぶれにくい防水フィルムを貼っていきます。
優肌パーミロールとは
優肌パーミロールは、皮膚にやさしいサージカルテープとして定評のある、優肌絆の粘着剤を応用しています。
従来のフィルムドレッシング材は、剥がすときに角質層も剥離するため、痛みをともなうとともに、かぶれの原因ともなっていました。優肌パーミロールはやわらかいゲル粘着剤を使用しており、皮膚の凹凸にぴったりなじんでよく密着します。このため粘着力は従来のままで、しかも剥がすときに皮膚表面の角質層をほとんど剥離・損傷しません。さらに、フィルム・粘着剤とも素材を追及し、水蒸気を非常に良く通すようにしました。このため長時間貼っていても蒸れにくく、剥がれにくくなっているだけでなく、貼付中のかゆみも少ないです。
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コツはパウチの周りをしっかり、貼ることです。
激しく動いても大丈夫!スポーツに!という保護シールも発売されていますが、価格が高い!!!!
つまり
- 皮膚保護シールを3等分に切ります。
- そしてそれを、安定させたい場所3か所に分けて貼ります。
- 肌にやさしい かぶれにくい防水フィルムを、まんべんなく貼ります。
これで、節約できます。
皮膚の痛み
目下のところ、これが一番つらいところです。
もともと皮膚があまり丈夫ではないため、かぶれやすいのです。
そこで、気を付けていることは、
- 剥離剤をケチらない。
- パウダーをしっかりつける
- ストーマ外来に1か月に1度行く
- ストーマサイズが合わないと、漏れ、かぶれ、皮膚トラブルの原因になる。
おわりに
ストーマケアでの悩みと、今現在どのように対処しているかについて述べてきました。
つい節約と面倒なこともあって、交換頻度が下がります。
しかし、交換間隔を短縮するすることは、皮膚トラブルを避ける上で大切のようです。
自治体によっては一時的ストーマでも、補助があるそうです。住んでいる場所で、違うということですね。