痛い痛い尿道カテーテル、やっと取れたら苦しい排尿障害

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７か月弱、膀胱留置カテーテルをつけていました。それがかなり痛いらしく、少し動くと激痛が走るそうです。

痛み止めを一日３回飲み続けていました。《痛み止めが効いていると思えないほどの痛み》だそうです。

カテーテルが取れるようになることが、夫にとっての何よりの願いでした。

痛みは個人差と説明を受けていますが、夫はその痛みの個人差の特大のタイプでした。

結腸切除手術の25日後に、外すことが出来ました。安堵もつかの間、その日の夜から排尿障害で苦しみます。

参考・【正式名称、膀胱留置カテーテル】病院では、バルーンカテーテル、おしっこの管と表現することもありました。

膀胱留置カテーテルをつけた理由

2022年3月、（大腸がんと診断される前）近くの病院の泌尿器科に通院しているときのことです。

尿から、「コポッ！コポッ！」って変な空気みたいのが混じると言い出しました。

そのうち、血も混じってる。38度くらいの熱がある時もありました。

考えられる病気、素人自己判断

尿管結石
膀胱炎
ストレス

腎盂炎？　膀胱炎？　いろいろ勝手に検索しては、自己診断していました。

この時は、まさか大きな病気（泌尿器ではなく大腸にがん）が隠されているとは、思いもよりませんでした。

大学病院、泌尿器科での診察

なぜ、尿に空気が混じるのか。調べましょう！と膀胱鏡検査をすることになりました。

膀胱鏡検査

膀胱鏡検査とは、

膀胱鏡検査は、通常、細くて長い軟性ファイバースコープを使用します。
尿道口からファイバースコープを入れ、尿道と膀胱の中を観察し、その所見の記録や写真を撮影します。

尿道に留置カテーテル

血液検査のデーターから、炎症が起きています。
尿はきれいなはずなのに、大腸菌が混じっています。
膀胱のどの部分に、大腸から菌が入ってくるのか、この時は判別できませんでした。結局↓の投稿に書きました。

個人差の問題

カテーテルを付けた後、あまりにも夫が痛がるので、泌尿器科の医師に聞いてみました。

すごく痛がっているんですけれど、大丈夫でしょうか？

個人差がありますね。お年を召した方などは、あまり痛がらないようです。最初の2~3日だけですよ。

と言われ、ほっとしていました。

ところが、この日から7か月弱ずっと痛みは続くことになるのです。

その間、一日3回のカロナール、それでは足らずに、こっそり追加で痛み止めを飲んでいるようでした。

こんなこんなつらい思いをしていた、尿道留置カテーテルが取れる日が来ました。

尿道留置カテーテルを取った日

結腸切除手術から25日後、泌尿器科外来にて簡単な検査がありました。

そして、外してもらいました。

初めての尿が出そうになったら呼んでください。と言われました。

１時間近く経っても、尿意がない！出そうにない！と言うのです。

それはそうですね。ずっと自分の意志とは別に、尿が出続けたんですから。

利尿作用のあるお茶を購入して、それを飲んでやっと尿を出します。

異常なしということでした。

これで終了。帰宅します。

特殊な尿カップ？

診療内容を見てみます。

主に、

尿流測定
尿検査
画像診断

尿検査の時、ちょっと違いがあります。

紙コップを受け取る時に、中に細菌がつかないように、触らないように、特殊な滅菌カップを渡されました。

カテーテルが抜けたその日の夜

念願のカテーテルを抜くことが出来た、その日の夜の事です。

10~30分に1回トイレに行っている音が聞こえます。

残尿感というか、ずっと尿を出したい感覚のようです。

痛いのか「うう～～～っつ」とうめき声が聞こえてきます。

夜も眠れず、目の下にクマを作っています。

処方された薬

膀胱炎や炎症を防ぐ意味で、抗生剤が１週間分処方されていました。

泌尿器科を受診すると、よく処方されるいつものです。

レボフロキサシンが処方されました

※この薬の作用と効果について

※ニューキノロン系抗菌薬で、細菌のDNA複製を阻害し、殺菌作用を示します。 通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症などの感染症治療に使用されます。
サイトhttps://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=39662より